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2026/11/3

腰痛が続くのはなぜ?スピリチュアルな意味と、ひとりで抱えこむクセ

こんにちは。京都こころ整体の信高あづさです。

朝、靴下をはこうとして前かがみになった瞬間、腰にズンと重さが走る。重いものを持ったわけでも、ひねったわけでもない。湿布を貼って、整骨院に通って、少しよくなったと思ったら、またぶり返す。

そんなふうに、はっきりした理由がわからないまま腰痛と付き合っている方は、とても多いです。

今回は、腰痛についてよくいただく疑問に答えながら、看護師としての視点と、こころとからだのつながりの両方から、「続く腰痛」を見ていきたいと思います。

腰痛について、よくある3つの疑問

Q. 腰痛の原因は、検査でわかるもの?

実は、腰痛の多くは、レントゲンやMRIで調べても「これが原因」とはっきり言えないものだといわれています。骨や神経に明らかな異常が見つかる腰痛は、全体から見ると一部です。

「検査では特に問題ありません」と言われてホッとする一方で、「じゃあ、この痛みは何なの?」と、もやもやした経験がある方もいるのではないでしょうか。

Q. ストレスで腰が痛くなるって、本当?

関係があると考えられています。医療の分野でも、ストレスや不安、気分の落ち込みなどの心理的な要因が、腰痛を長引かせる一因になると考えられています。

ストレスが続くと、からだは無意識に筋肉をこわばらせます。さらに、脳がもともと持っている「痛みをやわらげるしくみ」の働きが弱まり、同じ刺激でも痛みを強く感じやすくなるのです。腰痛は、こころの状態がそのまま表れやすい場所だといえます。

Q. 痛いときは、じっと安静にしていたほうがいい?

ぎっくり腰のような強い痛みの直後は無理をしないことが大切ですが、動けるようになってきたら、できる範囲でふだんどおりに過ごすほうが、回復が早いとされています。

「動いたらまた痛くなるかも」という不安で、からだをかばい続けることが、かえって腰をこわばらせてしまうこともあるのです。

腰が伝えている「ひとりで抱えこむクセ」

腰は、漢字で「月(にくづき)」に「要」と書きます。からだの要(かなめ)であり、上半身の重さをすべて受けとめて、立つ、座る、歩くといった毎日の動きを支えている場所です。

「腰を据える」「腰が重い」「腰が引ける」。腰を使った言葉には、何かを支えること、踏ん張ることのイメージが込められています。

こころとからだのつながりから見ると、続く腰痛は「ひとりで支えすぎていませんか?」というサインとして受けとれることがあります。

家計のこと、子どものこと、職場のこと、親のこと。誰かに頼めばいいとわかっていても、「説明するより自分でやったほうが早い」「迷惑をかけたくない」と、つい全部を自分の腰で受けとめてしまう。そんな毎日が続くと、からだの要である腰が、最初に悲鳴をあげるのかもしれません。

腰痛は、あなたがもっと頑張るためのブレーキではなく、「支える役目を、少し誰かと分けあっていいよ」というメッセージなのだと思います。

こんな口ぐせ、ありませんか?

ひとりで抱えこみやすい方には、よく似た口ぐせがあります。

  • 「大丈夫、自分でやるから」

  • 「これくらい、たいしたことないよ」

  • 「わたしがやらないと、まわらないから」

  • 「頼むほうが、気をつかって疲れる」

どれも、責任感が強く、まわりを思いやれる方の言葉です。ただ、この言葉を言うたびに、腰にはひとつ荷物が増えているのかもしれません。

「頼る練習」から始めるセルフケア

腰痛をやわらげるために、からだとこころの両方からできることをご紹介します。いきなり全部でなくて大丈夫です。

ひざを立てて、腰をゆるめる
あお向けに寝て、ひざを立てます。腰と床のすき間に手を入れてみて、すき間が大きいようなら、息を吐きながら腰をそっと床に近づけるように力を抜いてみましょう。1日の終わりに1分ほど、腰を「支える役目」から解放してあげる時間です。

小さなお願いを、1日ひとつ
「お皿を運んでもらえる?」「この資料、確認してもらってもいい?」など、断られても困らない小さなお願いから始めてみましょう。頼ってみても大丈夫だった、という経験が、こころの力みを少しずつほどいていきます。

「大丈夫」を、ほんとうの言葉に言いかえる
「大丈夫」と言いそうになったら、一度立ち止まって「ちょっと疲れてる」「少し手伝ってほしい」と、今の気持ちに近い言葉を探してみてください。口に出せなくても、心の中で言いかえるだけで十分です。

こんな腰痛は、すぐに病院へ

腰痛の中には、すぐに治療が必要な病気が隠れていることもあります。次のようなときは、早めに医療機関を受診してください。

  • 足のしびれや痛みがある、足に力が入りにくい

  • おしっこや便が出にくい、もらしてしまう、お尻のまわりがしびれる

  • 熱がある、安静にしていても痛む、夜中に痛みで目が覚める

  • 転んだり、ぶつけたりしたあとから痛む

  • 体重が急に減った、がんの治療を受けたことがある

特に、排尿や排便の異常を伴う場合は、急いで受診してください。

病院で「異常なし」と言われたけれど続く、というときは、こころのほうからも腰の声を聴いてみてください。

おわりに

続く腰痛は、あなたが弱いから起きているのではありません。それだけ多くのものを、ひとりで支えてきた証です。

京都こころ整体では、Zoomでお話を伺いながら、腰に乗っている荷物をひとつずつ一緒に眺めていきます。「これは手放してもいいかも」と思えるものがひとつ見つかるだけで、気持ちがふっと軽くなる方もいます。

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※こころ整体は医療行為ではありません。症状が続くときは、医療機関の受診を優先してください。

参考:日本整形外科学会・日本腰痛学会「腰痛診療ガイドライン2019(改訂第2版)」