頭痛が続くのはなぜ?スピリチュアルな意味と、考えすぎているこころのサイン
はじめに
こんにちは。京都こころ整体の信高あづさです。
夕方になると、頭がずーんと重くなる。週末になると、決まってズキズキしてくる。痛み止めを飲めばおさまるけれど、しばらくするとまた同じ痛みがやってくる。
「頭痛もちだから仕方ない」と、痛み止めを手放せずにいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、看護師としての視点から頭痛が起きるからだの仕組みをお伝えしたうえで、頭痛のスピリチュアルな意味、つまり「こころからのメッセージ」としての頭痛について、一緒に考えていきます。
頭痛が起きるからだの仕組み
ひとくちに頭痛といっても、いくつかの種類があります。病気が原因ではない、くり返す頭痛の代表は、次の2つです。
締めつけられるような「緊張型頭痛」
頭全体がギューッと締めつけられる、重い帽子をかぶっているような痛みが特徴です。長時間のパソコン作業や前かがみの姿勢で、首や肩、頭のまわりの筋肉がこわばり、血流が悪くなることで起こると考えられています。夕方にかけて強くなりやすいのも、このタイプです。
ズキズキと脈打つ「片頭痛」
こめかみのあたりが、脈に合わせてズキズキと痛むタイプです。光や音がつらく感じたり、吐き気を伴ったりすることもあります。頭の血管が広がり、まわりの神経が刺激されることで起こると考えられています。
どちらにも関わる「自律神経」
緊張型頭痛も片頭痛も、ストレスや睡眠不足、自律神経の乱れが引き金になりやすいことがわかっています。
片頭痛には、忙しい平日を乗りきってホッとした週末に起こりやすい、という特徴もあります。張りつめていた状態から急にゆるむ、その落差が頭痛のきっかけになることがあるのです。
つまり、くり返す頭痛の奥には、こころの緊張が隠れていることが少なくありません。
頭痛のスピリチュアルな意味
「頭が痛い問題」「頭を抱える」「頭でっかち」。頭は昔から、考えること、悩むことの象徴として使われてきました。
こころとからだのつながりから見ると、くり返す頭痛は、次のようなメッセージを伝えていることがあります。
「少し、考えるのをお休みしよう」
あれもこれも先回りして考える。寝る前まで、頭の中でひとり反省会をしてしまう。頭をフル回転させ続けていると、頭はオーバーヒートを起こします。頭痛は、「ちょっと考えすぎているよ」というブレーキなのかもしれません。
「ほんとうの気持ちを、押さえ込まないで」
言いたいことを飲み込んだり、怒りや悲しみを「こんなことで」と押さえ込んだりしていると、行き場のない気持ちが、頭のあたりにこもってしまうことがあります。
「頭より、感覚を信じていいよ」
「正しいかどうか」「損か得か」と頭で判断するばかりで、「好き」「心地いい」という感覚を後回しにしていると、こころとからだがかみ合わなくなります。頭痛は、頭に偏ったバランスを、からだのほうへ戻してほしいという合図とも受けとれます。
もちろん、すべての頭痛がこころから来ているわけではありません。ただ、「病院で異常はないと言われたのに、くり返す」というときは、一度こころのほうにも目を向けてみる価値があります。
考えすぎているこころのサイン
次の中に、当てはまるものはありますか?
寝る前に、その日の出来事を何度も思い返してしまう
まだ起きていないことを、あれこれ心配してしまう
人に言われたひと言の意味を、ずっと考えてしまう
「ちゃんとしなきゃ」が口ぐせになっている
予定がない日も、何かしなければと落ち着かない
怒りや悲しみを、人に見せないようにしている
気づくと奥歯をかみしめていたり、眉間にしわを寄せていたりする
いくつも当てはまった方は、まじめで責任感が強く、まわりをよく見ている方です。その分、頭がいつも働きっぱなしで、休む時間がなかなか取れていないのかもしれません。
頭痛は、そんなあなたに「少し、頭を休ませてあげて」と伝えてくれているサインとも受けとれます。
考えすぎた頭をゆるめるセルフケア
頭の緊張をゆるめるために、今日からできることをご紹介します。
1. 目のまわりを温める
蒸しタオルや温めたアイピローを、目の上に5分ほどのせてみましょう。目のまわりがゆるむと、頭や首の緊張もほどけやすくなります。ただし、ズキズキ脈打つ片頭痛のときは、温めると痛みが強くなることがあります。そのときは、こめかみを冷やすほうがおすすめです。
2. 頭の中を紙に書き出す
頭の中でぐるぐるしている考えを、思いつくまま紙に書き出してみましょう。頭の外に出すだけで、「覚えておかなきゃ」という負担が減り、頭が軽くなります。
3. 眉間と奥歯の力を抜く
ふと思い出したときに、眉間のしわをゆるめ、上下の奥歯を少し離してみてください。考えごとをしているとき、人は無意識に顔やあごに力を入れています。そこをゆるめるだけで、頭まわりの筋肉の緊張がやわらぎます。
4. 「考えない時間」をつくる
お風呂にゆっくりつかる、空を眺める、好きな香りをかぐ。5分でいいので、頭ではなく感覚を使う時間をつくってみましょう。頭が「休んでいいんだ」と少しずつ覚えていきます。
こんな頭痛は、すぐに病院へ
頭痛の中には、命に関わる病気が隠れていることがあります。次のようなときは、ためらわずに医療機関を受診してください。
突然、バットで殴られたような激しい痛みが起きた
今までに経験したことのない頭痛、日に日に強くなっていく頭痛
手足のしびれや麻痺、ろれつが回らない、ものが二重に見える
高い熱があり、首のうしろが硬くて曲げにくい
頭を打ったあとに痛みが出ている
特に、突然の激しい頭痛は、迷わず救急車を呼んでください。
また、痛み止めを月に10日以上飲んでいる場合は、薬の飲みすぎによって頭痛が続いていることもあります。自己判断で量を増やさず、頭痛外来などで相談してみてください。
病院で「異常なし」と言われたけれどくり返す、というときは、こころのほうからも向き合ってみてください。
おわりに
くり返す頭痛は、あなたが弱いから起きているのではありません。それだけ一生懸命に考え、まわりのために頭を使ってきた証です。頭が伝えてくれるメッセージに耳を傾けて、ときどきは考えることをお休みしてあげましょう。
京都こころ整体では、Zoomでお話を伺いながら、頭痛の奥にあるこころの声を一緒に受けとっていきます。頭の中でからまっていた思いを、ゆっくりほどいていく時間になればうれしいです。
※こころ整体は医療行為ではありません。症状が続くときは、医療機関の受診を優先してください。
参考:日本頭痛学会「頭痛の診療ガイドライン2021」
