呼吸が浅くなるのはなぜ?スピリチュアルな意味と、感じないようにしている感情
こんにちは。京都こころ整体の信高あづさです。
ふと気づくと、息を止めていた。深呼吸しようとしても、胸の上のほうにしか空気が入らない。なんとなく、いつも息苦しい。そんな「呼吸の浅さ」を感じていませんか?
呼吸は、意識しなくても続いている数少ないからだのはたらきです。だからこそ、こころの状態がそのまま表れやすい場所でもあります。この記事では、看護師としての視点から呼吸が浅くなるからだの仕組みをお伝えしたうえで、呼吸の浅さが教えてくれる「感じないようにしている感情」について、一緒に見ていきます。
こんなとき、呼吸が浅くなっていませんか?
まずは、ご自身の毎日を振り返ってみてください。
パソコンやスマホに集中していると、気づけば息を止めている
人と話したあと、どっと疲れて肩が上がっている
ため息が増えた
寝る前、胸のあたりがざわざわして落ち着かない
「大丈夫」と言いながら、本当はあまり大丈夫ではない
ひとつでも当てはまったら、こころが何かを抱えているサインかもしれません。
呼吸が浅くなるからだの仕組み
呼吸は、自律神経と深く関わっています。緊張やストレスが続くと、からだを「がんばるモード」にする交感神経が優位になり、呼吸は速く、浅くなりがちです。反対に、リラックスしているときは、自然とゆっくり深い呼吸になります。
また、前かがみの姿勢が続くと、胸やおなかが縮こまり、肺がふくらむスペースが小さくなります。長時間のデスクワークや、スマホを見る時間の長さも、呼吸を浅くする原因のひとつです。
つまり呼吸の浅さは、からだがずっと身構えている状態ともいえます。
呼吸が浅くなるスピリチュアルな意味
では、からだはなぜ、ずっと身構えているのでしょうか。
わたしたちは、感じたくない気持ちがわいたとき、無意識に息を止めています。びっくりしたとき、泣きそうになったとき、怒りをこらえるとき。息をひそめることで、気持ちが外にあふれ出ないようにしているのです。それが毎日のようにくり返されると、呼吸そのものが浅いまま固まってしまいます。
呼吸が浅いのは、「この気持ちは、感じないでおこう」とこころが決めているサインなのかもしれません。
感じないようにしている3つの感情
こらえている「悲しみ」
泣いてはいけない、弱音を吐いてはいけない。そう思ってがんばってきた人ほど、胸のあたりがかたくなり、息が入りにくくなります。
飲み込んでいる「怒り」
言いたいことを言わずにがまんするとき、喉や胸はぐっと息を止めています。飲み込んだ言葉が多いほど、呼吸は浅くなっていきます。
先回りしている「不安」
まだ起きていないことを心配して、ずっと気を張っている。こころが未来に行ったままだと、呼吸も落ち着く場所を見失ってしまいます。
どの感情も、悪いものではありません。ただ、感じないようにしているあいだ、からだがそれをずっと抱えてくれているのです。
感じないようにしていた気持ちに、息を通すセルフケア
呼吸を深くしようとして、がんばって吸う必要はありません。大切なのは、まず「吐く」ことです。
1. ゆっくり、長く吐く
口をすぼめて、細く長く息を吐いてみてください。吐ききると、からだは自然に空気を吸いこみます。
2. 胸やおなかに手を当てる
手のあたたかさを感じながら、からだの中に意識を向けます。かたくなっているところがあれば、「ここにいたんだね」と声をかけるような気持ちで、そっと手を当てておきましょう。
3. わいてきた気持ちを、そのままにしておく
呼吸がゆるむと、悲しさや怒りがふっと出てくることがあります。無理に消そうとせず、「そう感じていたんだね」と認めてあげてください。感じきった気持ちは、少しずつ流れていきます。
さいごに
呼吸が浅いのは、あなたが弱いからではありません。それだけ長いあいだ、気持ちをこらえてがんばってきた証です。
京都こころ整体では、Zoomでからだの状態を一緒に見ながら、呼吸の奥にしまってきた気持ちに耳を傾けていきます。ひとりでは向き合いにくいと感じたときは、どうぞ気軽にご相談ください。
※本記事は、心身のセルフケアの考え方をお伝えするものです。急な息苦しさや胸の痛みがあるとき、症状が続くときは、医療機関を受診してください。
