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2026/11/7

病院で「異常なし」なのに不調が続くのはなぜ?スピリチュアルな意味と、こころからのメッセージ

こんにちは。京都こころ整体の信高あづさです。

頭が重い、胃のあたりがずっとすっきりしない、朝起きた瞬間からだるい。つらくて病院へ行き、血液検査までしてもらったのに、返ってきたのは「特に異常はありませんね」のひと言。

大きな病気じゃなくてよかった、とほっとする一方で、「じゃあ、このしんどさは何なの?」という気持ちだけが残る。気のせいと言われたようで、それ以上だれにも話せなくなってしまう方もいます。

看護師として働いていたころ、検査では異常がないのに不調が続く方に、本当にたくさん出会いました。数字はきれいなのに、表情は疲れきっている。いちばん困っているのはご本人なんですよね。

今日は、その「異常なし」の奥で何が起きているのかを、からだの面とこころの面の両方からお話しします。

「異常なし」は「何も起きていない」ではない

病院の検査で主に調べているのは、からだの「形」と「数値」です。レントゲンや内視鏡で臓器に傷や腫れがないか、血液の値が基準から外れていないか。そこに問題が見つからなければ、結果は「異常なし」になります。

けれど、不調の中には形に出ないものもあります。臓器そのものは健康でも、その働き方のリズムが乱れている状態です。胃に傷はないのに動きが鈍くなっている、血管に問題はないのに縮んだりゆるんだりの調整がうまくいかない。こうした「働きの不調」は、画像にも数値にも映りにくいのです。

「異常なし」は、命にかかわる病気が見つからなかったという大事な知らせです。それは安心していい部分。ただ、あなたのつらさがないという意味ではありません。

からだの働きを調整している自律神経

心臓の拍動、胃腸の動き、汗、体温、血圧。こうした働きは、自分の意思とは関係なく自律神経が24時間調整しています。活動するときの交感神経と、休むときの副交感神経が、シーソーのように入れ替わりながらバランスを取っているイメージです。

ストレスが長く続く、睡眠が足りない、季節の変わり目で寒暖差が大きい。そんなことが重なると、このシーソーの切り替えがうまくいかなくなります。頭痛やめまい、動悸、胃もたれ、便秘や下痢、だるさ、不眠。ひとつひとつは検査で説明がつかないのに、本人はしっかりつらい、という状態が生まれます。

医学の世界にも、ストレスが発症や経過に関わるからだの病気を「心身症」と呼ぶ考え方があります。こころとからだが切り離せないことは、医療の中でもちゃんと認められているのです。

スピリチュアルな視点で見ると

ここからは、医療とは少し違う角度のお話です。

わたしは、検査に映らない不調を、こころが言葉の代わりにからだを使って出しているお便りのようなものだと受けとめています。頭で「大丈夫、まだいける」と言い聞かせているあいだ、こころの本音はなかなか表に出てこられません。そこで、からだが代わりに声を上げてくれるのです。

そのお便りに書かれている内容は、人によってさまざまです。休んだら負けのような気がして止まれずにいる人には、動けなくなるという形でブレーキをかけてくることがあります。

職場や家族の中で「いや」を飲み込み続けてきた人の場合、その気持ちは胃や喉、お腹のあたりに残りやすいように感じます。今の働き方や人間関係がもう自分に合わなくなってきているのに、頭がまだ気づいていない。そんなときも、からだのほうが先に知らせてくれることがあります。

どれが当てはまるのか、答えはひとつとは限りません。大切なのは「原因がわからないから仕方ない」で終わらせずに、このつらさは何を伝えようとしているんだろう、と少しだけ立ち止まってみることです。

わたし自身も、からだに教えてもらったこと

わたしは長いあいだ、重度のアトピーや咳ぜんそく、こころの不調に悩んできました。看護師なので医療だけを頼りにした時期もあれば、反対に西洋医療をすべて否定した時期もあります。厳しい食事制限だけ、スピリチュアルなセッションだけで何とかしようとしたことも。

どれも、うまくはいきませんでした。振り返ってみると、からだがずっと伝えていたのは「0か100かの極端な考え方をやめて、もっと力を抜いていいんだよ」ということ。そこに気づいてからは、アトピーも喘息も出なくなり、こころも穏やかに過ごせています。

だからこそお伝えしたいのは、無理にどちらかを選ぶ必要はないということです。医療で大きな病気がないことを確かめてもらったうえで、こころの声にも耳を傾けてみる。両方がそろって、はじめて見えてくるものがあります。

お便りを受けとるために、今日からできること

不調が出た日のことを、一行だけメモする

症状が強かった日に、何があったか、だれと会ったか、何を我慢したか。一行で十分です。1〜2週間続けてみると、「あの人と話した翌日はお腹をこわしやすい」「日曜の夜になると頭が痛くなる」といった、自分だけのパターンが見えてくることがあります。

「大丈夫」の口ぐせを、ときどきお休みする

聞かれる前から「大丈夫です」と言ってしまう方は多いものです。本当はしんどいとき、せめて自分の中だけでも「ちょっと疲れてるな」と認めてあげてください。それだけで、からだがわざわざ大きな声を出さなくてもよくなっていきます。

からだが喜ぶことを、ひとつ増やす

朝に5分外を歩く、湯船につかる、温かいものを飲む。大げさなことでなくてかまいません。わたしも、在宅ワークで運動不足を感じていたころ、朝の散歩から始めました。からだを気持ちよく動かす時間は、自律神経のバランスを取り戻す助けにもなります。

自律神経の乱れは、眠りや呼吸、疲れやすさにも表れます。気になる方は夜眠れないのはなぜ?、呼吸が浅くなるのはなぜ?、疲れが取れないのはなぜ?の記事もあわせて読んでみてください。

おわりに

「異常なし」と言われたのにつらい。その感覚は、気のせいでも甘えでもありません。検査には映らないところで、からだとこころが一生懸命なにかを伝えようとしているのだと思います。

京都こころ整体では、Zoomでゆっくりお話を伺いながら、その不調がどんなメッセージを運んできているのかを紐といていきます。ひとりで抱えるには重たいなと感じたら、どうぞ気軽に声をかけてください。

新しい症状が出たときや、つらさが強くなってきたときは、まず医療機関に相談してくださいね。

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※こころ整体は医療行為ではありません。症状が続くときは、医療機関の受診を優先してください。

参考:厚生労働省「こころの耳」用語解説「心身症」

この記事を書いた人:信高あづさ(京都こころ整体 セラピスト/看護師) セラピストのプロフィールを見る →

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