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2026/11/6

生理前にイライラするのはなぜ?スピリチュアルな意味と、こころの本音

こんにちは。京都こころ整体の信高あづさです。

生理が近づくと、いつもなら笑って流せることに、なぜかカチンときてしまう。家族のちょっとしたひと言にイライラして、言いすぎたあとで落ち込む。カレンダーを見て「ああ、そろそろだった」と気づく。そんな経験はありませんか?

毎月のことなので「わたしの性格の問題かも」と自分を責めてしまう方も少なくありません。でも、生理前のイライラには、ちゃんとからだの理由があります。そしてもうひとつ、こころの奥にある「本音」が顔を出している時期でもあるのです。

この記事では、看護師としての視点からからだの仕組みをお伝えしたうえで、生理前のイライラが教えてくれるこころの本音について、一緒に見ていきます。

生理前のイライラは「PMS」かもしれません

生理の数日前から心やからだに不調が出て、生理が始まると自然におさまっていく。こうした状態は「月経前症候群(PMS)」と呼ばれています。生理のある年代の女性の、およそ2〜5割にみられるといわれていて、決してめずらしいものではありません。

こころの面では、イライラや怒りっぽさ、不安、気分の落ち込み、集中しにくさなど。からだの面では、むくみや胸の張り、おなかの張り、頭痛、肌荒れなどがよく知られています。毎月だいたい同じ時期にくり返すのが、PMSの特徴です。

イライラは、わがままではありません

生理前は、女性ホルモンのバランスが大きく変わる時期です。このホルモンの変化が、気分の安定にかかわる脳内の物質(セロトニンなど)にも影響すると考えられています。はっきりとした原因はまだわかっていませんが、少なくとも「気の持ちよう」だけで起きているわけではない、ということは知っておいてください。

つまり、生理前にイライラするのは、あなたが心のせまい人だからではありません。からだが大きく揺れている時期に、こころも一緒に揺れている。それだけのことなのです。

生理前のイライラのスピリチュアルな意味

ここからは、こころとからだのつながりから見たお話です。

ふだんのわたしたちは、多少のことなら「まあいいか」と飲み込んで、まわりに合わせて過ごしています。ところが生理前は、その「まあいいか」のフィルターが薄くなります。だからこそ、ふだん押し込めている気持ちが、イライラという形で表に出てきやすいのです。

そう考えると、生理前のイライラは、ふだん後回しにしている本音を、からだが毎月そっと見せてくれている時間ともいえます。イライラそのものを消そうとするより、「何にイライラしているのか」に目を向けてみると、こころの声が聞こえてきます。

イライラの奥にある、3つのこころの本音

「本当は、もっと休みたい」

疲れているのに予定を詰め込んでいたり、休むことに罪悪感があったり。からだが休みを求めているのに、頭が「まだがんばれる」と言い続けていると、そのズレがイライラとして出てきます。

「本当は、手伝ってほしい」

家事や仕事を、つい自分ひとりで抱えていませんか。「言っても仕方ない」「自分でやったほうが早い」と頼むことをあきらめていると、手伝ってくれない相手へのモヤモヤが、生理前に一気にあふれ出すことがあります。

「本当は、あれがイヤだった」

その場では笑って受け流したひと言や、断れずに引き受けたお願い。こころの中にしまったはずの「イヤだった」という気持ちは、消えたわけではありません。生理前のイライラは、そのしまい込んだ気持ちを思い出させてくれているのかもしれません。

イライラを「本音メモ」に変えてみる

おすすめしたいのが、生理前に感じたイライラを、そのまま紙やスマホのメモに書き出しておくことです。「家族が食器を片づけてくれなくて腹が立った」「職場で急な仕事を頼まれてイヤだった」など、きれいな言葉にしなくてかまいません。

そして、生理が終わって気持ちが落ち着いたころに、そのメモを読み返してみてください。毎月同じようなことにイライラしているなら、それはきっと、あなたがふだんがまんしていることです。「ここは誰かに頼んでもいいかもしれない」「これは断ってもよかったんだ」と、落ち着いた気持ちで向き合うことができます。

記録をつけておくと、自分の周期のリズムもつかみやすくなります。「そろそろイライラしやすい時期だな」とわかっているだけでも、自分を責める気持ちはずいぶん軽くなるものです。

生理前の時期を、やさしく過ごすために

  • 生理前の数日は、大事な予定や人に会う約束をなるべく詰め込まない

  • おなかや腰を温めて、からだをゆるめる時間をつくる

  • 「今は揺れやすい時期だから」と、家族やパートナーに先に伝えておく

  • 甘いものやカフェインのとりすぎに気をつけ、いつもより早めに休む

どれも、完璧にできなくて大丈夫です。できそうなことをひとつ選ぶだけでも、この時期の過ごしやすさは変わってきます。

生理前は、眠りが浅くなったり、いつもより疲れやすくなったりする方も多い時期です。夜眠れないのはなぜ?や疲れが取れないのはなぜ?の記事もあわせて読んでみてください。

さいごに

生理前のイライラは、あなたを困らせるためにあるのではありません。毎月めぐってくるこの時期は、ふだん置き去りにしている本音に気づくための、大切なサインでもあります。イライラする自分を責めるかわりに、「わたし、本当はどうしたかったんだろう」と、そっと聞いてあげてください。

京都こころ整体では、Zoomでからだの状態を一緒に見ながら、こころの奥にある本音を読み解いていきます。毎月のイライラをくり返してしまう方は、どうぞ気軽にご相談ください。

※本記事は、心身のセルフケアの考え方をお伝えするものです。気分の落ち込みがとても強いとき、仕事や日常生活に支障が出ているときは、婦人科などの医療機関にご相談ください。

参考:MSDマニュアル プロフェッショナル版「月経前症候群(PMS)」

この記事を書いた人:信高あづさ(京都こころ整体 セラピスト/看護師) セラピストのプロフィールを見る →

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